作庭
office S の作庭を行いました。
まずは、植物を植える前に、沓脱石を据えたり、
整地や水はけを良くするための暗渠づくりを行いました。
無事下準備が完了し、残りの植栽は10月初旬です。
待ち遠しい…
しかし、ここ数日現場作業が続いており、疲労感がなかなかのものです。
現場モードの自分と、設計モードの自分、もう一人自分が欲しい…
予算が合わず、減額したりして工事の範囲が少なくなったり、
時には費用面で協力してもらったりしますが、
こうした大変な作業を身をもって体感すると、
技術やノウハウ、体力面など職人さんがやるべき仕事と、
その価値が理解できます。
自分がやってみて出来るか、それともやってもらった方が良いか、
その様な事を理解すると、その苦労と技術に対して、
気持ちよくお金をお支払いする事が出来ると思います。
本来の商売のあり方ではないかと思います。
現在は値段が付けられて、見積書などで金額を見比べたりして、その本来の価値よりも、
その値段を重視されている様に思えます。
「私にはできないので、この人にお願いしたい。」
「この人が頑張ってくれたので、お支払いしたい。」
感謝という気持ちをお金という形で返す。
こうした気持ちの良いお金の流れが出来れば、世の中が少しでも良くなると思う。
私も、お施主様にそのように思ってもらえるように、地道に頑張っていきたい。