住まい手らしい家
久しぶりに house Y へ
庭の事でちょっと気になったそうなので見に伺いました。
アカマツやそのほかの樹木は元気に育っていましたが、砂苔がちょっと元気がなかった。
現状の写真を庭を作ってくれました西村さんに送り、後日下草の植え替えをしていただく事に。
取り急ぎ、草抜きや元気に育ちすぎた枝や枯れ枝を剪定してまいりました。
house Y は20坪の敷地に建つ住宅ですが、庭も積極的に取り入れ小ぢんまりと体にフィットする豊かな住まいです。
庭もあるけどちゃんと駐車場も1台ありますし、敷地を余すことなく利用しています。
お施主様も快適に過ごされている様で嬉しい限り。
庭が出来て1年ほど経つと、お水をしっかりあげていても育たなく枯れてしまうものもあります。
もともと育った環境が違うため、新しく植えた環境に適合するかは植物自身の力次第。
もちろん植えるとき、土壌改良や水はけなど元気に育つように最善を尽くしてくれますが、絶えてしまうものもおります。
わが家の庭もその様な植物もいくつかおります。1年が過ぎ、土を見てみると新しい芽が生えてきます。
私は葉の形なのでどの植物か判断して、植え足したい場所に植え替えて育てています。
事務所には庭がありますが植物はほとんどなく木を植えたいですが、貸テナントの為植えられないので鉢植えで育てています。
それらもだんだん大きくなり、窓から緑いっぱいになっている姿が気持ちが良いです。
そして何より買ってくるものよりも愛着が湧いてきます。
そんな風にささやかですが、庭との関係を楽しんでいます。
庭や家を楽しむと、必然とその住まい手らしい家になってくるものです。
その為には、上手に住まえる設計が大切と思っております。