現場
houseTkの現場はようやく大工工事が終わり、左官工事が始まっています。
長くいてくれた大工さんが現場を離れるのは毎度物寂しい思いになります。
しかし、今回は左官工事の量が多く、左官職人さんが毎日頑張ってくれています。
大きな面を作業するのには人数が必要で、4人体制で塗り込んでいました。
左官は時間との勝負で出隅の壁を各々役割分担をして無駄な動きはなく黙々と塗っていき一時間半ほどで仕上げていきました。
塗っている姿を見ていると、動きがとても繊細で伝統的な所作を感じ、塗り始めから終わるまでじっくりと見入ってしまいました。
とてもいい緊張感で良い刺激をいただきました。
彼らの真剣勝負を見て、設計も真剣勝負で挑みたい。
室内の左官壁は砂漆喰。
ざらっとしたテクスチャーが手仕事を感じさせ、光を鈍く反射し味わい深い壁になっています。