色決め
house S
現場打合せをしてきました。
現場が進むと、色決めだったり材料の確認などをお施主様と一緒に決めていきます。
建前時から悩んでいた外壁の色。
数色の中から2色を残し、最終の色決め。
無事に決定!その他の部分の色も決めたので、現場も今の良いペースでグングン進めてもらいます。
そしてフローリングのサンプル確認。
今回はブラックチェリーの乱尺を採用します。
事前に数ケースを確認のために準備してもらいましたが、思ったよりも良くお施主様もご満悦。
お天気も暖かく行楽日和で、気持ちが高まり楽しい現場打合せとなりました。
完成が待ち遠しい。
「こうして現場に来て、職人さんの丁寧な仕事ぶりや、じっくりと設計したものが形になって見えてくると、
決して安いものではないですが、高いとも感じませんし満足のいくものになっています。」
と工事中に言われると嬉しいものです。
やはり、どのお客様も最初のお見積りが工務店さんから出てくると、
果たして家は建てられるのか…と心配になると思います。
勿論、建売やメーカーさんなどと比べてしまうと全く安くはありません。
見学会などで坪単価を聞かれ、お答えすると高いと思われがちです。
私としては安いとか高いという事よりも、納得のできる金額で良きメンバーと共に、
それ以上の価値のあるものづくりをした住まいを提供したいと考えています。
先日依頼をしてくれたお客様は、この予算で設計事務所で設計された住宅が建てられるのでしょうか?という話が始まりでしたが、
私の今まで設計してきた建物を見て、お願いしたい。と思い、思い切って声をかけてくれたことが大きかったです。
金額には限界はありますが、知恵を振り絞りその目標に一緒に向っていきたいと思う事と共に、
「やるしかない!何とかしなければならない!」という責任と使命を感じながら常に仕事をしています。
そして減額したけれども、その減額が単なる減額ではなくそれを飛び越えた価値を導く事を意識しています。
素直に自分の事の様に捉え、自分が住んでみて良いと感じ、納得のいく金額にしたいと思っております。
house M のお施主様も最初の見積が出て不安だと思いますが、一緒に頑張りこの大きな山を乗り越えましょう。
先導する私は責任重大ですが、頑張ります。
やるしかない!