1gの塩
house Mk は詳細図(ディテール)を詰めています。
毎回プランが違えば納まりも違ってくる訳で、毎回必要となる詳細図を詰めていかなくてはなりません。
ディテールは、隠し味のようなもので同じようなつくりでも、細部の納め方によって空間の質が変わってきます。
とある料理のドラマを見ていた時「料理の味は1gの塩で決まる。」というセリフを聞いて、設計でいえばそれはディテールなのかなと。
そんな事を思いながら、スケッチを描いては図面を描く作業を繰り返しベストな寸法や納め方を決め仕上げております。
地味で集中力がいる作業ではありますが、考えれば考えるほど楽しくのめりこんでしまいます。
ベストな納まりを導けたときは、難しい数式を説いた時の感覚に近いです。
現場が滞りなく進み、建築に無理のない納まりで、悩み考え抜いた労力を感じさせない、さらりと綺麗に納まったディテールを追い求めていきたいと思います。
この山場を越えれば着工となり現場監理が始まります。現場が好きな私にとっては楽しみです。
設計と現場がしばらく重なってきましたが、珍しく設計がひと段落。
住まいや店舗などご検討されている皆様、是非お気軽にご相談ください。
基本待ち営業なので、たまには営業しなくては。
ご相談ご依頼お待ちしてます。