思い出の地
先月、名古屋に住んでいた時の思い出の地へ友人たちと。
もう10年以上前の事。やりたい夢や想いは大きかった。でも力が無かった。
あの悔しい思いをしていた日々を思い出した。
今それぞれ独立し自身の道を歩いている。
あの頃の熱い炎はまだ消えていないか?
そんなことを過去の自分に言われた気がした。
先月、名古屋に住んでいた時の思い出の地へ友人たちと。
もう10年以上前の事。やりたい夢や想いは大きかった。でも力が無かった。
あの悔しい思いをしていた日々を思い出した。
今それぞれ独立し自身の道を歩いている。
あの頃の熱い炎はまだ消えていないか?
そんなことを過去の自分に言われた気がした。
house 4 は減額の見積り最中で首を長くして待っている状況です。
それを追うように、house Ot も予算を超えてしまった。
図面をじっくり見ていると内容としては1階の要素が多く2階はおまけみたいなプランの為、潔く平屋案を提案。
打合せにて平屋案で進むことに。ご主人は平屋住まいが理想の為嬉しそう。
奥様は部屋の面積や収納などで悩まれており、内部のプランを何案も提示し納得をしてもらった。
元々の基礎面積から増えてしまったが、仕様や工法でコストを抑え予算と面積を守る方向で進んでいます。
求められている内容はかなりローコストである。
プランが決定した後のここ数日、様々な減額要素を考えながら図面を描きなおしている。
完成時期も決まっているので、とにかく早く早くと気持ちも熱いうちにあっという間に仕上げた。
帰宅後も作業をしかなり集中し続けたので、終わった途端頭がふらふらしている。
しかし、ご主人も申しておりましたが、平屋案に進んだ後に、これだけプランを短期間に提案してくれた事はありがたいとの事。
自分でも粘り強くスピーディーに対応できたと思う。
単に既製品を乱用したり、施工業者さんを叩いたりして減額することは私は好きではない。
やはりもっと良い策ががあるのではないかと考え抜くことが大事だと思う。
もちろん施工者さんからも意見を募り、コストパフォーマンスが優れた材料や工法を教えてもらう。
とにかく粘り強く諦めないことが大事だと思っています。
あとはこの作戦が実になる事を願うばかり。実現できればローコストだけども豊かな住まいになると思います。
house 4
施主さんと解体屋さんの土場へ石探し。
石の山から、同じ種類の石や、欲しい石を選び、動かせるサイズの物は施主さんと力を合わせて分別。
結構な数を転がしながら移動してテープで目印。
これらは、建設地の解体が終わった後に運搬し敷地に仮置きします。
これ以外のビクともしない大きな石は、作庭時にユニックで運んでもらうと思います。
天気も良く暑い中、良い汗をかいた。
施主さんには事前に現地の状況を伝えればよかった。
綺麗な服が汚れたり汗だくになってしまい申し訳なかったです。
この場を借りて申し訳ございません。
しかし、石を運びながら施主さんも、体を動かし石を運ぶことで庭がより愛着が湧くと楽しそうで良かったです。
庭づくりが楽しみです。良い庭をつくりましょう!
その前に、建築費の再見積もりが気になる。何とか納得いく金額に納まるように願うばかりです。
もう一つ見積中の house Ot も予算越えを視野に入れ、先手で減額案を模索中。
どちらも苦しい局面ですが、何としてでもこれを乗り越え着工させねばという責任が重い。
諦めないで頑張ります。
先日、建具屋さんからお付き合いある材木屋さんに良い丸太が入ったそうだと言うことで、大工さんと丸太を見に連れて行ってくれた。
ロシアからのタモとオーク。曲がりの無い目の詰まった4m材。
その場で、皆で話していたが、丸太で買ってもかなりのロス(捨てる部分)が出るそうで、丸太買いのメリットとデメリットを教えてくれた。
丸太で買うと同じ気候の産地で育った木なので、質感がほとんど同じで違和感が無く、1軒の住宅で質感が保たれるという訳である。
ただ、こういう機会を逃すといざ欲しいという時になかなか無かったり、板状に引かれた材料を考えると丸太の方が単価としては安い、しかし今急ぎで使うわけでもない。
つまり、先を見据えて購入するという先行投資なのである。
この様に既製品を使わず天然の物を扱う業種はなかなか難しい事を改めて知らされた。
資金繰りなどきっと大変なんでしょうが、彼らの様な木材を大切にしていつも要望に応えてくれている事を知ったら頭が上がらない。
1軒の住宅を作るのにこうして見えない努力があって出来上がっているのもまた感謝感激である。
とりあえず、購入は保留。(僕は買えないので口は出さず)
しかし本当に良い材料で、これで一軒丸々枠廻りや造作、建具や家具を作ったら何とも上品な建築が出来るだろうな~と皆で想像しておりました。
そんな住宅を作ってみたいものである。坪単価いくらになるんでしょ…
オークでなくても、安価な杉ヒノキを1軒の為に丸太から選び、小さな住宅でも素材の素からじっくり吟味した住まいづくりをしてみたい!
そんなご依頼お待ちしております。
先日、house M の一年点検を致しました。
建具の調整や壁紙の補修などをして、無事一年点検を致しました。
家の中には子供たちが幼稚園などで作った作品などが、ところどころの壁に飾られていてとても楽しい気分になりました。
リビングの造作ソファの背もたれ兼用の本棚には、絵本がいっぱいしまわれており、お子さんがすぐに取り出して読むことが出来て便利との事。
リビングダイニングが単調なひと空間ではなく、寛ぐ場所と食事をする場所のテリトリーを分ける様にしたく、私の方からの提案で背もたれ兼用の本棚を作らさせてもらいましたが、有効に使われていてとても嬉しかったです。
庭の植物も花や新緑をつけており緑に囲まれたとても豊かな空間でした。
2階の寝室の窓からも大きなジューンベリーが見えてとても気持ちが良かった。
この住まいは建物に隣接していないので、寝室や子供室にはまだカーテンが付けられておらず、太陽と共に暮らしている様子が印象的でした。
これから5年10年と生活をしていくと何かと不具合が出てきたり、生活の変化にて改善したい点も出てくでしょう。
そんな時は気軽に声をかけて頂き、想いを込めて設計をし出来上がった住まいですから、愛情をもって丁寧に対応をしていきたいと一年点検が終わる度に思っております。